●このコーナーでは私が作る木製蘭鉢を、何時、どうして、どのように、どんな物を 作ったか詳細に記録しておきます。以前に作った鉢置を見ても、何で仕上げたか? どうしてこんな柄になったのか?等、覚えてないことがいくつも有ります、ボケが 始まってますかね。とりあえず記録に残すことにします。
過ごし安い冬だと思っていたがとうとう雪が積もりました。 植替までには1月程ありそうです、暇な時は席飾りの作製 です。 寒蘭鉢が出来たので次は花台です、前回は春蘭・セッコク 用の花台を作ったので今回は寒蘭用です。欅の板を用意 しました、650×300×45の総赤身の板です、これで寒蘭用 が2個とセッコク用が2個取れそうです。綺麗な木目なので生 地仕上げにしたいと思いますが側面の逆目が止まるかが心 配です、御代は8,500円で少々プレッシャーが掛かります。 H29-02-11
今朝も蘭舎内は1度で時々雪は降るものの積雪は10 cm程度まで減ったようです。積雪の為に出掛ける気にも ならず、2日間は寒い小屋で鼻水垂れながら花台製作に 励みました。 予定どおりに4台の花台が取れました、心配していた逆 目も小さい台は手抜きで少々残ったが、大きい台はほぼ 止まりました。生地仕上げで仕上がりそうです、木目を引 き立てる程度に着色して仕上げる予定です。 H29-02-12
最近は暑くなったり寒くなったりと不安定な天気が続き ますが春は近づいているようです。 気温が低くなかなか乾かないので思う様に進まなかっ たがようやく出来ました。特別な木目ではないが欅らしい 木目が出ました。黒を薄めて着色し、余分な部分はペー パーで落としネオクリアーで仕上げました。直径は224 222、135、106mmです。 H29-02-19
最近は植替も飽きてほとんど進んでません!その代わり に飾り台を前回の休日から作ってます。最近は木工旋盤の 活躍する場が無いので、円形状の飾り台を作ることとした。 材料は檜です、1枚の板から直径12cm〜18cmの台が5 台とることが出来た。初めて作るタイプの形なのでどうなる かと思ったがそれなりの物が出来たようです。 H28-12-03
いつものことだが年末になると仕事が忙しくなる、いくら 忙しくても体は一つしか無い、どこまでやるかどこで諦める かの問題のようです。今年は早めに諦めて年末はユックリ したいもんです。 飾り台の下塗りが出来てますがそれから進んでません、 今回も下地2号で塗りました。今回はそこそこの木目が出 た台も有ったのですが横木を挽いているので逆目が出ま す、丁寧に逆目部分を補修すれば良いのですが、そこま でして見せたい木目でも無いので今回も全て塗り潰しとす ることにしました。 H28-12-23
昨日は何とか休みが取れた、午前中は疲れをとるために 蘭舎でボ〜としていたが、蘭友が来て席飾りについてあれ やこれやと話が弾んだ。気持ちが乗ってきたところで午後 から飾り台の製作です。 中塗りはサーフェーサーの黒です、面倒なペーパー掛け を済ませてようやく中塗りまで完成です。仕上げは単色で は少々寂しい気がするので何か装飾をと思うがまだ決めて ません、正月休みにゆっくり仕上げることにします。 H28-12-26
短かった正月休みだったが、今回の鉢置完成です。と言 っても今一つ気に入らない、天板の仕上がりが気に入らな い、研ぎ過ぎで派手になりすぎました、黒で潰そうか迷って ます。 今回もカシューで金と朱の研ぎ出しとしました。2台には 側面にあわび貝で装飾しました。全部で8回塗ったのです が、この時期は塗料の乾燥が悪く、思う様には進みません でした。気が向いたら天板の外周部分だけでも黒塗りとす ることにします。 H29-01-07
今日も雪が降ってます、寒くて蘭舎で寛ぐ気にもなり ません。 写真は以前に完成した花台ですが研ぎ出し過ぎて派手 になり過ぎ気に入らなかった物です。もう一度黒を塗り研 ぎ出し直しました、これでそこそこ納得出来る作品となり ました。一度気に入らないと思うと見るたびにストレスと なります、これでスッキリしました。 H29-03-08
昨日は休みが取れ植替でもと思っていたがあまりやる気 無し、最近は毎日蘭舎で寒蘭を眺めているが何となくパット しない、蘭棚に置かれた色の悪い花を見ても今一つです。 蘭舎内には春蘭を飾る床の間を作ったが寒蘭では大きす ぎてバランスが悪い、そこで寒蘭を飾る所を作ることにしま した。いつも座って居る椅子の正面に巾1m奥行き27cm の欅の棚板をカシューで仕上げて取り付けた、BAKには巻 き上げ式の紺色の布を取付て完成です。これで多少色が悪 かろうがそれなりに良く見えるもんです、完全に自己満足で すが・・・ H28-11-21
今日は久しぶりの早起きで3時半から蘭舎でウロウロし ていたが、この時期はすることも無しです。残り少なくなっ た寒蘭の花を眺めてるぐらいです。 することも無いので木製鉢に入れて飾ることにしました。 左から「日光」「無銘黄花」「無銘の杭州寒蘭」です、馬子 にも衣装でしょうか、それなりに良く見えます。早い時期か ら色んな蘭を入れて飾れば良かったのですが、今頃気が つきました。これまた自己満足ですが良し良しです。 H28-12-20
最近は木工から遠ざかっている、仕事が忙しく蘭の鉢数 も増えて真面目に蘭栽培をしてる為か?なかなか纏まった 時間が取れない。先日蘭友のK氏の所に寄ってみると鉢置 きが50台程製作してあった、驚きである。その中で小さ めの物を3台貰ってきた、長い方で20cm程度の台でシン プルな物、派手な物、超派手な物です、後は整形して着色 すれば完成ですが・・・。 とりあえず、パテをした。小口や段差や傷を生漆と砥の 粉を練った物で埋め乾燥中です。あまり派手な塗装をする と飾る蘭より飾り台の方が目立ちそうです、黒っぽい下塗 りすると雰囲気も変わると思いますので装飾はそれから考 えることにします。派手な物はペーパー掛けにかなり苦労 しそうな感じです。 H27-09-14
なかなか時間が取れず進んでない鉢置きの塗装ですが ようやく下塗りがおわった。今回は黒のサーフェーサーを 3回塗った、やはり細工の細かい物は塗る時もペーパー掛 けも時間が掛かった。 さてと、次は装飾ですが迷うところです、シンプルな鉢置 きは津軽塗りもどきか螺鈿細工を少し入れようかと考えて ますが、派手な鉢置きはあまり派手な装飾をすると東洋蘭 と合わない気がする、しかし地味な単色塗りでは少々寂し い気もする、1台だけ超ド派手にしようかとも考える? なかなか決まりません! H27-09-28
この時期はさすがに進まない、仕事は忙しいし植え替え も進んで無い、ポチポチと暇を見付けてようやく中塗りま で終わった。しかし作業が進むと思いと違う様に仕上がっ てきます、未だに装飾が決まってない。 上はもう少し模様を見ながら削り出して仕上げれば良い と思うが、真ん中は黒一色で塗っている、なにか寂しい気 がする。一部に金粉でも貼り付けてみようか?下は黒とこ げ茶で地味目に着色した、下塗りにこげ茶を塗ってるので 研ぎ出すこともできる。ペーパー掛けに1回4時間も掛か り飽きてきてます。少しだけ研ぎ出して仕上げることとしま す。と言っても時間がなかなか取れないので何時になった ら仕上がるかは不明です。 H27-10-20
最近は仕事も落ち着きポチポチと暇を見付けて着色等を してますがこの時期は乾きが悪い、一度塗るとペーパー掛 けまで3日は乾燥させないといけない、思う様には進みま せん。 ようやく着色等は面倒だったが一番ペーパー掛けが簡単 な台が完成した、模様の仕上がりは思いと少々違ったがそ れなりに完成した。他の2台も進んではいるがペーパー掛 けに時間が掛かるので少しの余裕時間では手を付ける気 がしません、しかしなんとかして正月休みの間に仕上げた いと思ってます。 H27-12-30
最近は進んでなかった花台製作ですが全くやってない訳 ではありません、暇な時にポチポチとやってようやく2個目 が完成しました。 単色で少し寂しかったので今回は金属粉で装飾しました、 形が複雑なのでこれといった装飾のアイディアも浮かばな かった、ペーパー掛けを考えると難しいこともしたくないの が本音です。 H28-02-06
以前から形は出来ていたが塗装・装飾のしてない鉢掛け が有る、セッコクを掛ける予定で作った物だ。木製鉢を塗 装すると乾燥時間が暇になるのでその間にこちらも塗装す ることにした。 まず、サーフェーサー黒を塗り、ペーパー掛けをして面 を揃える、今回は麻と綿の寒冷紗を張った、補強の意味も あるが、今回は寒冷紗に着色して研ぎ出す予定です。色は 黒の下地に赤と銀で着色するつもりです、銀はカシューの 「透」を上塗りすると金色に見えます。 H26-08-01
鉢掛けに着色した、寒冷紗の内部まで色が浸透するかが 心配です、薄めて塗ったほうが良かったのかもしれない。 後は、寒冷紗の目が大まか潰れるまでサーフェーサー黒を 塗る、塗っては削りの繰り返しである。 蘭鉢の方ももうすぐ中塗りが終わりそうです。 H26-08-02